ブラインド訓練

2019年02月10日

八代市の清掃センターで捜索訓練

2月9日、八代市の旧清掃センターで救助犬の合同訓練が行われました。
本日はブラインド型の訓練です。
ブラインド型訓練とは、実施者に事前に訓練の進行やシナリオを与えず、想定のみ与える実践的な訓練です。

今回は、地震後の捜索を想定し建物内と敷地外回りの捜索を行います。

本部に1名 
指導士6名は2班に別れる
各班  隊長:1名(無線連絡担当) 指導士2名2頭で捜索にあたる

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まずは建物内の捜索からスタート、各部屋2頭で確認するも反応なし。
その後、外回りを捜索。建物北側で要救助者1名発見。
微反応の箇所には、2頭目を入れて再チェック。
遺留品3箇所で発見する。
各班、無線で状況確認しながら捜索を進める。

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清掃センターには、高所の階段や、地下への暗い階段、様々な機械類
不安定な足場など、なかなか経験できない場所が多く、最高の訓練場所でした!
最初はビビッていた若犬たちも、
2回3回と慣れ仕事に集中していきました。

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ライナと自分の課題
まずは、現場状況の把握。全体を把握し、危険箇所のチェック
生体臭、遺留品臭への犬の反応の仕方、犬の反応を見極める
微反応を見逃さない、複数犬での再確認。
犬の自主性を伸ばしつつ、適切な声かけ。
安全確認!安全作業!
無線による、正確な情報の共有。
そして、要救助者発見後の状況確認、適切な報告と連携。

どのような状況でも、仕事に集中できるように
まだまだ訓練がんばらないといけません




実際の現場では、警察・消防・自衛隊など
各機関と連携をとって活動します。
様々な想定で訓練を重ね、訓練技術を上げ
犬の能力を最大限生かした捜索活動を行っていきたいと思います!



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ロージーもがんばっております





九州災害救助犬協会

gosaname at 20:10|PermalinkComments(0)
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